事例4

事例4

親でもできないことはある
団藤先生(50歳、教師)

50歳で学校の先生をしている団藤先生の困りごとは長男の雅彦君。雅彦君は、パチンコ・キャバクラでサラ金から借金をしては「返せない。もう駄目だ」と実家に泣きつき、母親を通じては団藤先生に援助を持ちかけてきます。
そのたびに団藤先生は、「もう絶対しない」「これで最後」「今度やったら親子の縁を切る」という約束をしてはサラ金に返済をさせていました。
雅彦君のSOSは今度で5回目。母親の泣き言にもめげず、団藤先生は、雅彦君を引きずるようにして錦糸町法律相談センターに連れてきました。

弁護士の対応

相談を受けた弁護士は、開口一番「雅彦君のようなケースはこれまででも結構ありました」。
親はよかれと思って援助をするのでしょうが、完済をされたサラ金業者は「良いお客」ということで借入を勧誘してきます。もともと意思の弱い雅彦君はそれに乗って何度も借入をしたんでしょう。人間は懲りなければ何度でも同じ失敗を繰り返します。これからも何度も同じ失敗を繰り返すと気持ちの底から「借金体質」になってしまいます。今でも遅くはありませんから、これからは絶対に援助をしないこと、業者に対する支払は本人にさせること、本人に支払能力がなければ破産をさせること、そうした手続も含めて全部本人がすることを団藤先生に約束して貰いました。
団藤先生は、そんなものかと思いつつ、これに了解をすると、雅彦君とクレサラ担当弁護士との相談や打合せを横から見守っていました(弁護士の費用も本人から払わせるということで団藤先生には口出しはできませんでした)。
雅彦君は、その後、アルバイト代を弁護士に毎月送金をして何とか破産や再生もせずに借金を自力で完済し、1年後にはスッキリした顔で「今月で全部終わったよ」と団藤先生に報告をしてきました。
団藤先生は、少したくましくなった雅彦君を見ながら、借金問題は弁護士にしか解決できない。親でもできないことはあると思いました。


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